2026年4月24日金曜日

【映画考察】『ニュー・シネマ・パラダイス インターナショナル版』|映画史に残る名ラストシーンへのタペストリー

1988年公開のイタリア映画(ジュゼッペ・トルナトーレ監督)。

中年を迎えた映画監督が、故郷の映写技師の訃報をきっかけに、映画に魅せられた少年時代と青年期の切ない恋を回想する物語。

エンニオ・モリコーネによる郷愁を誘う音楽とともに、「映画への愛」を描いた不朽の名作として世界中で愛されている。

 

鑑賞レポ:インターナショナル版と完全版


NHK-BSで今回放映された『ニュー・シネマ・パラダイス』は、最初の劇場公開版と同じ123分の「インターナショナル版」だった。

DVDで観た「完全版」では、追加された彼女のその後と再会のシーンに激しく心が揺さぶられたが、その感情と「あの」ラストシーンとの整合が自分の中ではうまく処理できず、複雑な鑑賞となった。

今回改めて観たオリジナル版は、全てがラストシーンに向けて織り上げられた見事なタペスタリーのようで、最初から最後まで泣き通し、ラストでは大決壊、今これを書いていても泣けてくる。



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