怪奇趣味を湛えた異色のルパン作品『三十棺桶島』
アルセーヌ・ルパン『三十棺桶島』面白かった!
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解説にもあるが、『獄門島』を思わせる怪奇趣味の一作で、金田一耕助シリーズをテレビで楽しんだ世代として格別な想いでページをめくった。
平成初期に熱中した『新本格』の諸作に通じる「怪奇だが美しい」謎の提示にも痺れるし、危機一髪のアクションシーンがこれでもかと続く後半では、どんでん返しの波状攻撃に脳がヘトヘトに。
光文社古典文庫お得意の、原作からの転載と思われる挿絵も嬉しい。


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