2020年7月25日土曜日

現代の科学事情と矛盾はしないが、堅苦しくはない ハミルトン愛が感じられるキャプテン・フューチャー・リブート

みなさま、ご無沙汰しております。
私は元気です。

仕事一筋の日々で、読む本もビジネス書の類ばかりですが、気まぐれに(気晴らしに)文学の棚に立ち寄ると、なんとキャプテン・フューチャーのリブートものが!!


表紙も鶴田謙二だし、それだけでも買いなのに、ジョオンとカーティスの出会いのストーリーというんじゃ、こりゃ抗えない。
おかげさまで昨日今日明日とお休みをいただけたので、久しぶりの一気読みでした。

現代の科学事情と矛盾はしないが、堅苦しくはない。
イマドキのスペースオペラのような、びっくりするような大仕掛けはないが、まさに血湧き肉躍る冒険譚!
著者のハミルトン愛がしみじみと感じられる佳作でした。

触発されて、ハミルトンの「スターウルフ」とかムーアの「ノースウェスト・スミス」とかE.E.スミスの「レンズマン」とか、そしてもちろんバロウズの火星シリーズとか、本棚の前面に持ってくる(私の書棚は文庫は三列になっていて、奥の本を取り出すのは大変です・・)模様替えをいたしました。



背表紙見てるだけで幸せな気分になるから、僕はきっとスペースオペラが大好きなんだな。