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サザン・ロックの雄、オールマン・ブラザーズ・バンド(The Allman Brothers Band)。彼らの初期の軌跡を集約したベスト盤、『THE ROAD GOES ON FOREVER』。
名盤ライブ『At Fillmore East』や、デュアン・オールマンの遺作となった『Eat A Peach』など、黄金時代のエッセンスが詰まった本作を、レコードの針を落としながら紐解こう。
ブルースへの深い造詣が光る「カバー曲」の解釈力
本作を聴き進めて改めて感じるのは、彼らが単なるロックバンドではなく、いかにブルースの解釈に長けた「カバーの名手」であったかという点だ。
- Statesboro Blues(タジ・マハル)
伝説のライブ盤『At Fillmore East』でもお馴染みの楽曲。デュアンのスライドギターが唸る、彼らの代名詞とも言える名演。
- Hoochie Coochie Man(ウィリー・ディクスン)
ベリー・オークリーがボーカルをとるこの曲は、本ベスト盤における「必聴の1曲」。重厚なグルーヴと彼ら流のアプローチが光る。
デュアン亡き後の光、名曲『Melissa』の美しさ
アルバム後半、特に心を打つのが『Melissa(メリッサ)』。
この曲が収録されたアルバム『Eat A Peach』の制作中、中心人物であったデュアン・オールマンが24歳の若さでバイク事故によりこの世を去った。その後、ディッキー・ベッツを中心に完成へと導かれた本作において、グレッグ・オールマンが綴ったこのメロディは、数多の楽曲の中でも一際美しく、切ない響きを湛えている。
日本のアーティストによる「継承」:斎藤誠の名カバー
この『Melissa』という名曲は、日本でも愛され続けています。
特筆すべきは、サザンオールスターズのサポートギタリストとしても知られる斎藤誠さんによるカバー。原曲への深いリスペクトが感じられるその演奏は、オールマン・ブラザーズ・バンドのファンならずとも、ぜひ一度耳にしてほしい名演だ。
道は永遠に続く(The Road Goes On Forever)
アルバムタイトルが示す通り、彼らの音楽の旅路は、メンバーの死という悲劇を乗り越え、今もなお多くのリスナーやアーティストに影響を与え続けています。
残念ながらこのベスト盤は廃盤になっているが、Amazon Musicなどでよくできた編集盤が配信されている。

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