2016年6月17日金曜日

トイラボさんの現像&データダウンロード・サーヴィスが素晴らしい

いただきもののリバーサルフィルムが数本あって、撮影したはいいが、現像の方法に迷っていた。
いつものキタムラに持っていけばやってくれるが、10日ほどかかった上に、データCDを作ってもらうためには一度全数のプリントを作る必要があるという。
総コストを考えると手軽に撮影ができない。

いろいろネットで調べてみると、現像サーヴィスがけっこうある。
そのなかの「トイラボ」さんのサーヴィスに、現像したポジをそのままスキャンして、小さいサイズのものなら無料でダウンロードできるというのを見つけた。

現像も安いし、送料も定形外料金+αで良心的だ。
さっそく申し込もうとホームページを見ると、なんとこの会社熊本の会社で先の熊本地震で小さくない被害を受けていた。
多くの機材が失われ、生活の再建もあり、現像作業に時間がかかっていると書いてあった。
これも復興支援と思い、落ち着くのを待ってフィルムを二本送ってみた。
送ったのは、札幌の西区を流れる琴似発寒川に撮影に出かけた時のもの。

月曜の朝に郵便局から送って、水曜には先方着。
木曜午前には現像が終了し、昼ごろには画像がダウンロードできるようになっていた。
充分早いと思う。

琴似発寒川の撮影には、画像比較をしてみようとコンデジLeica C-LUX 1も持っていって、何枚か同アングルで撮影したおいた。

Leica C-LUX 1

左側にNikomatのフィルム写真、右側にLeica C-LUX 1のデジカメ画像を配置して比較してみよう。




ずいぶん色が違うものだ。
左のNikomat画像の緑は鮮やかだが、少々不自然な発色ではないか、と思い窓の外を見ると、円山の森の緑もそのような色で、これはLeicaの写り方に慣れすぎたせいなのかもしれない。

画像編集ソフトでの調整についてはまったく知識がない。
当てずっぽうに弄っても、なかなか思ったような色にはならないものだ。
修行がいるな。

三段目の写真では、一眼ならではの前ボケが写り写真の奥行きを深めている。
コンデジの小さな撮像素子からは出てこない表現だと思う。

反面Leica画像の方が、水の動きまでがはっきりわかる解像度を感じるが、これはアップしたNikomat画像が小さいサイズのスキャン画像であるせいかもしれない。

これからトイラボさんから現像されたフィルムが送られてくる。
高解像度のデジタルデータを作る必要を今は感じていないが、これからのためにいろいろ調べてみようと思っている。

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