2023年2月1日水曜日

朝6時のレコードから始まる、心豊かな一日のデザイン


一流の男たちが「朝のレコード」を愛する理由

忙しい現代人にとって、朝は戦場のような時間かもしれません。しかし、世界的なファッションデザイナーのポール・スミス氏は、毎朝6時に出社し、まずオフィスでLPレコードに針を落とすといいます。

また、作家の村上春樹氏も、翌朝に聴くレコードを前夜のうちに選んでおくという習慣を明かしています。

なぜ、研ぎ澄まされた感性を持つ彼らは、あえて手間のかかる「レコード」を朝の習慣に取り入れているのでしょうか。

心にスイッチを入れるルーティン


スマホひとつで瞬時に音楽が流れる時代、ジャケットから盤を取り出し、慎重に針を落とすという行為。
このルーティンこそが、心地よい覚醒に繋がるのかもしれません。
  • ジャケットの美しさを愛でる
  • 盤面の埃を払う静かな時間
  • 針が溝に触れる瞬間の期待感
こんな数分の儀式が、慌ただしい日常から切り離された「自分だけの聖域」を作ってくれるのです。

「次に聴く一枚」を夜に選ぶ楽しみ


村上春樹氏のスタイルを真似て、夜のうちに「明日の朝の一枚」を決めておく。これが意外なほど生活にリズムを与えてくれます。

「明日は少し早起きして、あのジャズのヴォーカルを聴こう」 そう思うだけで、夜の過ごし方や、翌朝の目覚めの質が少しだけ変わるから不思議です。

今日をデザインする、朝の30分


600枚ほどになった私のコレクションも、アルファベット順に一枚ずつ聴き直す「総浚い(そうざらい)」を始めてから、新たな発見の連続です。
まだ何も抱えていない、まだ何にも縛られていない、そんな朝の時間だからこそ、音楽に向き合う心を持てるのかもしれません。

(『レコード棚を総浚い』のインデックスをnoteで整備中です。下記からご覧ください)



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