2017年11月20日月曜日

プリアンプの真空管が死んだ〜真空管交換顛末記

毎朝レコードを磨いて聴くのを習慣にしている。
その日は、『風』というグループの4thアルバム『海風』を聴いていたら、B面あたりで、ボンッという嫌な音がして、左チャンネルから音が出なくなった。

この音には聞き覚えがある。
7年ほど前、パワーアンプのMC275の整流管が飛んだ時、まったく同じ音がした。

うちのシステムの場合、プリにもパワーにも整流管が使われている。
プリアンプを見ると、片側だけメーターが振れていないので、原因はプリアンプではないかと疑われた。

接続を外し、蓋を開けてみると、8本の整流管が並んでいた。



二つのグループに別れているようで、これがLRの各チャンネルのグループだろうとアタリをつけて、4本ずつそっくり入れ替えてみると、動かないメーターが右に移動したので、ここが故障の原因と特定できた。
あとは、どの真空管かを特定できれば、交換でもとに戻るだろう。

MC275から12AX7と12AT7を一本づつ抜いて、それを一つづつ交換しながらCDから信号を入れて確認をしていった。
5本目に差し掛かった時、刺さっている真空管に触れると他のものと較べて格段に熱くなっていた。
この12AT7が犯人だな、と直感しながら差し替えてみると、見事に信号が通った。


交換する真空管を発注するにしても、このままプリアンプを開腹したままにしておくのも良くないだろうから、テストに使った管を挿したままにして閉じて、結線まで復元した。

これで新しい管が届いたら剥き出し構造のMC275に挿す、というほうが合理的だろう。

さっそく12AT7をネットで探す。
探すのはGolden Dragon。
と、書くと、古参のオーディオファイルは顔を顰めるだろうが、McIntoshの純正管はGolden Dragon製なのである。

検索すると、送料無料のヨドバシにあった。発注すると、在庫を確認するとメールが来た。
その二日後、納品日が決まりましたと知らせがあったが、なんと二ヶ月も先の日付だった。

こりゃタマランとキャンセルして、いつも発注しているテクソルを探すと、送料がバカ高になっていて、そうだそういう時代になったんだと改めて気付く。
一応見積もりを取ると、こちらもやはり納期は二ヶ月先だという。

仕方がないので、在庫優先。
在庫表示の精度の高いAmazon先生にお願いすることにした。
12AT7の在庫のある中で、最安のエレハモを発注。
ギターアンプ用としてポピュラーなもので、そこそこ信頼性もあるだろう。

こっちは表示された到着日の一日前に届いた。


さっそく挿して音出し。
今までと変わらない音がでましたよ。メデタシメデタシ。


って、あれ?
今調べたらこんなのも出てる。

PM 12AT7A ミニチュア/mT 双3極管 TPM12AT7A
PM
売り上げランキング: 908,585

Golden Dragonは英国PMコンポーネント社の製品ですからね。
こっちのほうが近いじゃん。
安いし。

真空管、だいぶ入手しやすくなってるけど、商社側はまだまだBtoBの気分で個人ユーザーが買いにくい。
ユーザー向けの販売チャンネルは「趣味が嵩じて」系の人が多くて、UIがイマイチ。
やっぱAmazonに頑張ってもらうしかないんでしょうな。そりゃ一人勝ちになるわけだ。

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