The Band、71年リリースの4thアルバム『カフーツ』
キャピトルレーベルからのリリースであった。
ディランの(その名の通りの)傑作『When I Paint My Masterpiece』における楽曲解釈こそは、このバンドの真骨頂だろう。
辞書には「cahoots 【名】〈俗〉〔特に不正なことをするための〕共謀、結託」とある。
アラン・トゥーサンを招いて、華やかなホーンセクションを聴かせる『Life is a Carnival』の意外なサウンドメイクや、ヴァン・モリソンとの共作『4% Pantomime』もザ・バンドとしての共謀であったのだろうか。
アラン・トゥーサンとのタッグは、次のライブアルバム『ロック・オブ・エイジス』へと続き、本作『カフーツ』でのいくつかの「共謀」は、大傑作『南十字星』への道標となったのかもしれない。
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