2016年11月20日日曜日

有島記念館、冬。Nikomat EL & Zoom-NIKKOR 43-86mm 1:3.5

ニセコにある有島記念館に行くことになった。
冬の羊蹄山を撮るチャンスと、重いフィルムカメラを持って出かけたが、残念ながら天候が悪く、羊蹄山は姿を見せてくれなかった。
それでも有島記念館周辺は、やはり雄大な北海道ならではの雰囲気を持っていて充分感動的。
興奮してシャッターを切ったが、やはり構図を切る力は無く、見たままの迫力は感じられない。
それでも何枚かまともなものを選んでアップしてみます。

有島記念館の入り口の背の高い白樺。


門から入ると本館の塔が見える。


本館に辿り着く前に広い前庭があり、いくつものオブジェが。
いい雰囲気です。夏にも来てみたい。


有島武郎像。
有島はこのニセコの地にあった有島農園の農園主であった。ロシア革命の影響を受け、小作農に地所を開放したが、おそらくその時の様子を再現したものと思われる。
記念館内にその時の用水路の上に立ち演説している写真が展示されていたが、その構図によく似ている。



記念館内のカフェスペース。
せっかく来たしアイスクリームでも思ったが完売だった。



最寄り駅はJRニセコ駅だが、この駅からはバスの便が悪い。
この地域で最も大きな倶知安駅から道南バスに乗って行くのが便利だ。
写真は倶知安駅前のカフェ。
なかなかオシャレ。


駅前の電柱に集まる電線と大きなトランス。


秋の琴似発寒川を撮影してみた。Nikomat EL & Zoom-NIKKOR 43-86mm 1:3.5

フィルムカメラをもらって写真を撮り始めてから、紅葉の季節を待っていた。
すこし早いかなと思いながらも、あんまり天気がいいから10月も終わりそうな日曜日に、家から歩いていける琴似発寒川に出かけてみた。
生活に追われてなかなか現像に出せず、 やっと現像、仕上げができたのでアップします。


家を出てすぐに、ナナカマドが綺麗だったから撮ってみた。
秋の午前中の光が、鮮やかなはずの実を淋しげに見せてくれた。


琴似発寒川に架かる橋の上から望む稜線が霞んでこれも秋の気配。
紅葉はまだ三分というところ。


カメラを川面に向けた。
夏とは違う厳しい表情。


川沿いの散策路から覗く川面。


散策路を進んでいくと、分かれ道があった。
白樺の並木道も北海道らしい日常の風景と思う。