ジェネシスの全カタログ13作品がSHM-CD化され再発されている。
2009年にも同マスター使用のSACDが出ているのだが、その時は3枚しか買えなかった。何しろDVDも付いているとはいえ4500円もしたからな・・
ジェネシスを好きになったのは、予備校時代、寮の隣の部屋に住んでた友人がフィル・コリンズ好きで、「ジェネシス」というアルバムを聴かせてくれたのだが、プログレってのがどうも苦手だった僕にもこのポップなサウンドは、すっと入ってきた。これが水先案内になってくれて、ジェネシスだけじゃなくて、キング・クリムゾンとかイエスとかにも興味を向かせてくれたのだった。
ジェネシスはどのアルバムも好きだが、ピーター・ガブリエル在籍期が特に好きだ。
お目当てのオリジナル・アルバムは5枚で、そのうち
1971年の「怪奇骨董音楽箱:Nursery Cryme」
1972年の「フォックストロット:Foxtrot」
1974年の「眩惑のブロードウェイ:The Lamb Lies Down On Broadway」
の3枚は、09年のSACDリリースの時に買っていた。
もちろん他のアルバムもすぐに買おうとしたのだが、ほどなく完売。泣く泣く諦めていたのだ。
そこに今回のSHM-CD化のニュース!ええ、飛びつきましたとも。
今回買った残り2枚は、
1970年の「侵入:Trespass」
1973年の「月影の騎士:Selling England By The Pound」
前回のSACD化も今回のSHM-CD化も何が素晴らしいって、紙ジャケの出来がジェネシスへの愛情に満ちているってとこにある!
紙質の選択。印刷の精度ともに素晴らしい。
多くの紙ジャケが、実物を縮小コピーしたかのようなピンぼけな印刷になっている中で、この見事な印刷は、素晴らしい。
今まで、スプリングスティーンやディラン、ザ・バンドの劣悪な紙ジャケを買っては、そのやっつけ仕事に涙した。最悪だったのはホール&オーツだったな。もう文字とか読めないくらい版ズレしてたっつーのよ!
逆に良かったのはアル・クーパー、リンゴ・スター、ポール・バターフィールドあたりのやつね。忠実度なんか度外視して存在感のあるリメイクだった。
ただ縮小すりゃいいってもんじゃないのよ。
今回のジェネシスのはアタリですよ!
なくなっちゃう前に買うしかないっすよ。
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