アビイ・ロード・スタジオのエンジニアとしてビートルズやピンク・フロイドのアルバム制作に関わったアラン・パーソンズとシンガー・ソングライター、エリック・ウールフソンのレコーディング・プロジェクト『アラン・パーソンズ・プロジェクト』の代表作『アンモニア・アヴェニュー』。
エドガー・アラン・ポーを題材にした共作『怪奇と幻想の物語 - エドガー・アラン・ポーの世界』が、このプロジェクトのスタート地点であり、その意味では『YOASOBI』というプロジェクトの遠い祖先と言えなくもない。
本作『アンモニア・アヴェニュー』もコンセプトアルバムだが、その手の作品にありがちな難解さを徹底的に排除したポップな音作りで、それが結実したのが『DON'T ANSWER ME』ではないか。
あれ?ビートルズ?と思わされる『SINCE THE LAST GOODBYE』に続き、フィル・スペクター風味のサウンドを纏って登場するこの曲は、ポップ史に残る名曲だろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿