ソニー・ロリンズと言えば、『サキソフォン・コロッサス』でもちろん間違いないが、ことジャケットに関しては本盤に軍配を上げざるを得ない。
何と言っても凛々しいロリンズの表情と立ち姿に痺れるね。
そして美ジャケが取り柄のこのアルバムには、なぜか別バージョンのジャケットがいくつか存在する。この盤が一番だと思うのだが・・
そしてコンテンポラリー盤は、何と言ってもレーベル面がカッコいいのである!
まあ、とは言え、内容に関しては『サキソフォン・コロッサス』が一枚も二枚も上手ということで、(なにしろピアノがトミー・フラナガンで、ドラムスがマックス・ローチというんだから!)大方異論はないだろうが、本盤にも、Contemporary
Leadersのタイトル通り、大物演奏家が揃っている。
殊にギタリストのバーニー・ケッセルが参加しているのが大きい。サキソフォンとギターが絡んで、どちらかと言うと緩やかだが芳醇な音空間が広がる。味わい深いのだ。
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