2016年5月23日月曜日

初夏の札幌を撮影してみたよ 〜 大通公園の噴水と時間に忘れられた家(NIKKOR 43-86mm作例)


晴れた日曜日、Nikomat ELにZoom NIKKOR 43-86mm f3.5を付けて撮影に出かけた。
被写体のアテはなかったが、街並みを撮りたいという気持ちだけがあった。

家には、2001年に使用期限の切れたコダックの400Goldが二本あった。
取り敢えずカメラという機械の使い方を知るために装填してあった最初の一本は、前回夜明けの街を撮るのに使いきっていた。
残りの一本を装填して自転車で出かけた。

札幌の中心地には大通公園があって、そこには大きな噴水があった。
お師匠さんに、シャッタースピードを変えると、水の表現が変わる、とお聞きしたのを思い出し、さっそくパチリ。


その日は朝から季節外れの暑い日だった。
噴水の涼やかさが、シャッターを押させたのだと思う。

街を走っていると、札幌のような大きな街でも時間に取り残されたような旧い建物が見つかる。


これらの写真は、撮影後、カメラのキタムラに持ち込んで現像してもらい、同時にデータCDに焼いてもらったものをMacのiPhotoで補正したものだ。
ASA400のフィルムは粒子が粗く、ノイズ除去をしなければならなかった。
どの写真も彩度が足りず、かなり持ち上げている。
これがフィルムが古いせいなのか、それとも持ち味なのかわからないし、レンズの影響がどの程度あるのかもわからない。
また露出が不正なのかもしれない。
いずれ他のフィルムで撮ってみることでしか判断はできないだろう。

家にはお師匠さんにいただいたリバーサルフィルムが何本かある。
こちらはISO100。
さてどのような写真が撮れるだろう。

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