2013年12月29日日曜日

増え続けるCDにこれ以上スペースを割けないので、コクヨの「メディアパス」を導入してみたよ

ウチではパイン材のCDラックを使っている。
20年ほど前に購入したもので、ひとつに670枚ほどの収納力がある。
それがふたつあるので、1300枚超のCDを収納できる。


7年前に会社を辞めるまで、CDはひとつのラックに収まっていた。が、どうせ増えるものだし、その時に同じものがないと困るでしょう、という我が賢妻の英断で二つ買っておいたのだ。
彼女の予言は購入してから13年目に成就し、札幌に引っ越してきてから二つ目のラックを組み立てた。

しかし会社をやめてからジャズやクラシックを聴くようになったこともあり、急速にCDは増え、二つ目のラックは一年でほぼ満杯となり、徐々に聴かなくなっていった日本のロックの多くを別の収納ケースに収めて棚に入れるようになった。

しかしそのような対策は長く効果を維持しない。
キャパシティを超えてもCDは増え続け、やむなくジャズ入門のためにひと通り揃えたものの、そのキャッチーなところが気に入らず、すぐに聴かなくなってしまったブルーノート系のジャズCDをまとめて店のほうに置くようにした。
お客様の中にはCDをしげしげと眺める方がいるが、「ブルーノート好きなんですか?」などと精神衛生上よろしくない質問をされて、しばしば閉口することとなった。

古いロックのコレクターとしても知られるGreat3の片寄氏は、膨大なCDコレクションの収納に苦慮し、プラスティックのケース(ジュエルケースといいます)をソフトパックに移し替えてコンパクトにする手法をとっていると雑誌で見て、いつかやってみたいと思っていたが、下北沢のレコード店が作ったというそのソフトパックは北海道ではなかなか入手困難で躊躇していた。

しかし、コクヨでもメディアパスという類似商品を出しているのを最近知って、こちらは入手が容易なので、今回導入を決めた。

とりあえず、収納箱に入っている邦楽ロックCD150枚を移し替えることに。
しかし二枚組や紙ジャケ、変形ジャケットなどが意外と多く、実際には100枚程度の作業となった。
片寄さんは記事で、何千枚もあるCDをすべて移して指紋が擦り切れたと言っていたが、100枚程度でも確かにけっこう大変な作業だ。
でも効果は絶大。

四箱に入っていたこれが、

一箱に収まった!


パッケージに1/2以下になると書いてあるが、実感値で1/3くらいになった感じがある。

こちらがメディアパスに収納したコリン・ブランストーンの「一年間」というアルバム。
左端に見えているアルバムタイトルは帯を利用して見せている。


二つ折りになっている中面を開けると真ん中に帯を挟むポケットがついていて、ここに帯を入れると販売時「背」になっている部分がタイトル欄として機能するようになっている。帯がないものは裏ジャケの背部分が見えるようになる。
よくできている。

結局、余裕のできた収納箱にラックからまたCDを移し、店に置いてブルーノートが好きな人という誤解を招いてきたCDたちを部屋のラックに救出して、なお一棚の半分くらいの空きスペースが確保できた。

ラック内のCDもこのようにソフトパックに移してしまえば、3倍近い容量が確保できるわけで、心強い。

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