雑誌『PEN』2015年3/1号に掲載された「最後に聴きたい歌。」という企画で、ファッションデザイナーのポール・スミス氏が、毎朝6時に出社し、まずオフィスでLPレコードを聴く、というエピソードに触れた。
朝6時に出社とか、オフィスでレコードとか、いろいろびっくり仰天して、それ以来、なるべく朝にレコードを聴けるような心の余裕を持ちたいものだ、と心掛けてきた。
村上春樹氏も、インタヴューに応えて、「僕は翌朝聴くレコードを夜のうちに選んでおくんですよ」と言っていたのを聞いて、ますますこれは自分でもやらねば、と心に決めた。
5~600枚くらいのささやかなコレクションだが、枚数を数えたこともないし、全部を飽きるほど聴いたかと言われると心許ない。
一念発起して、まずはアルファベット順に洋楽LPを全て聴いてやろうというので始めたのが『レコード棚を総浚い』 という企画です。
実験のため、noteという比較的新しいサービスと、昔からずっとやっているこのBloggerに同じ記事をアップし続けてきた。
結果は歴然としていて、noteの方が圧倒的にアクセスが多く、また記事作成も非常に洗練されていて扱いやすい。なにしろリンクの処理が見事なのには感心した。
長年書いてきた愛着あるプラットホームなので簡単には捨てられないが、新しい使い道を考える時が来たのかもしれません。
今後『レコード棚を総浚い』は下記のnoteにアップして参りますので、よろしければご贔屓に。
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