『魔眼の匣の殺人』がついに文庫化された!
『屍人荘の殺人』も本格推理としての完成度も高く、伏線がビシビシと小気味よく回収されていく快作であった。
それにしても探偵剣崎と葉村の新コンビは、数ある新本格の中でも屈指の魅力キャラと思う。
「マダラメ機関」と言う敵役の設定で、物語のスケールを充分に担保し、続きを楽しみにさせるところもニクい。
それにしても文庫化まで3年半・・
文庫派の私にとっては、待ち遠しくて待ち遠しくて何回創元さんのホームページを検索したかわからんくらい。
その期待ゆえに過大評価になっているかもしれないが、ただただ面白かった。そしてここから『兇人邸』の文庫化を待つ日々。
いや、待ってるのも楽しいのよ。ホントに。
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