ブログなどの記録用にはコンデジ、趣味としてのカメラはフィルムカメラのNikomat ELで通してきたのですが、正直ブログやSNSの写真にも一眼のクオリティが欲しいな、とは思っていました。
で、この度Nikon D5100というデジタル一眼レフを購入しました。
わーい。
でも買ったのは本体のみ。
家族がNikon D5300という二世代新しいモデルを使っていて4本ほどレンズがあるので、それを借りて使ってます。
今ついているのは、写真の35mm f1.8の単焦点。
しかし、わざわざ人のレンズを借りんでも、自分のレンズがあるわけですよ。
ワタクシのメインカメラNikomat ELに普段付けている43-86の標準ズームがね。
なにしろニコンは不滅のFマウント。
このレンズも付くことは付くはず。
さっそく不滅のFマウントの実力ってヤツを確かめてみようと思います。
ま被写体ですが、手近なところで部屋の真空管アンプを撮ってみます。
まずは、いつもブログ用に使っているライカのコンデジで。
これを新しく買ったD5100+35mm f1.8で撮るとこうなります。
撮像素子の大きさもレンズのf値もまったく違いますから、一概にどちらが、とはいえませんが明らかに違う写り方しますね。
ボケが欲しいときはやはりこのレンズ。
しかし意外にライカも健闘しています。
コンデジとは言え、ライカはライカか。
さて肝心の43-86の方はどうでしょうか。
うーむ。
なにしろ最短撮影距離が1.2mというスペックなので、まったく寄れません。この被写体では実力が発揮できませんでしたが、それなりに雰囲気は出てるのかな。
こんな時は接写リング。
これをレンズと本体の間に噛ますと、最短撮影距離が変わって「寄れる」ようになります。露出が少し暗くなるので、補正が必要ですが便利なシロモノです。
ところが一番浅いPK-11を噛ましても、今度はさきほどの構図が維持できないような位置まで寄らないとピントが合いません。
しかたがないので別ショットを撮ってみましょう。
あ、普通に、写りますね。
しかし、あえてフルマニュアルでしか撮れないクラシックレンズを使うほどの「味」は、このような室内撮影の物撮りでは出てこないのかもしれません。
しかし例えば、以前Nikomatに43-86を付けて撮ったこのような被写体なら・・と以下の写真をあらためて見てみると、いやいやこういう写真ならフィルムで撮ればいい、と思うわけで、やはり今後もフィルムカメラとの併用になるのかな、と。
というわけで、不滅のFマウントは、機能はするが、やはり適材適所、ということになるかと思います。
それを超えて味を出していく技術はまだ僕にはないようです。
まことに当たり前の結論で申し訳ありません。
0 件のコメント:
コメントを投稿