これたぶん三回目の再読なんだけど、今回も今回もとっても新鮮な不思議さのまま、最後まで連れて行かれた。
ジョン・ディクスン・カーの『火刑法廷』
謎解きも複雑で、簡単には飲み込めない。
作者もそう思ってるんだろう、嘘だと思うならXページを見ろ、との注釈まで入っている。そして読んでも、納得するにはよくよく考えなければならず、時間がかかる。
カーの頭の中は一体どうなってるんだろう。
そしてラスト数ページの大仕掛けも、巻末の豊崎さんの解説を読んで、あっと気づいて、読み直して、寒気が走って、前回読んだ時も同じステップ踏んだな、と思い出す始末。
俺の頭の中もどうなってんだよ。
※ハヤカワの新訳版、表紙変わってますね。
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