オーディオ誌などで勉強すると、部屋の長辺を使って機材をセッティングした方が良い低音が聴ける、という言説によく当たる。
なるほどそうかと、何年か前に大幅な模様替えをした。
その際、使っていたオーディオラックQuadraspire Q4Dに棚板や脚などを買い足して、二列横置きのセッティングに変更した。スピーカーの間隔を広く取るためだった。
自然、アナログ、CD共にプレーヤの位置が低くなり、掛け替えのために腰を屈めるのがしんどくなってしまった。
狙いだった低音のクオリティ向上は、残念ながら実感できなかった。小さな音量で聴くことが多いからそりゃそうだろう。
メディア架け替えの負担ばかりが気になってしまっていた。
思い切ってラックを高くしたい!という欲求が自分の中で抑えきれなくなり、禁断の改造を施してしまった。
写真の最下段のポールだが、2本のポールを直結している。最下段には真空管のパワーアンプMcIntosh MC275が収まるため、放熱を考えて上部に充分なスペースが欲しかったのだ。
結果としてラック全体の高さが充分に担保され、メディアの掛け替えが画期的に楽になった!
おそらくメーカーも推奨しないやり方だろうし、地震も心配ではある。でも腰をかがめずにメディアの掛け替えができるこの環境は、もう手放せない。
しばらく自己責任でやってみようと思う。
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