2016年6月19日日曜日

映画『WILD SEVEN』の見どころは深田恭子の普遍の美である

クリント・イーストウッドの映画を観ようとDVDを借りたら、予告編になぜか「ワイルド7」が入っていて、そういえば望月三起也もこの間死んだんだったな、と思い出し、観てみることにした。

漫画未読の僕は、ワイルド・セブンなんだから、きっと「荒野の七人」がモデルで、そのオリジナルにあたる黒澤監督の「七人の侍」とも共通性があるんだろうと思っていたが、似ているのは「七人」というところだけだったように思う。

それでもこの映画を観てよかったと思う。
だってここには最良の深田恭子がいるからだ。
ドロンジョ様も良かったけどね。

どうして二次元系のキャラを上書きした深田恭子はこんなに魅力的なのか。
それはきっと深田恭子の美貌が、普遍の美だからなんだろうと思う。



飛葉陸大(瑛太)に強引にバスを降ろされ、その後すぐに、遅れそうだからバイトに送って行きなさいよとバイクの後ろに乗って身を寄せる。
かわいいです。



バイト先に着くと、売上に貢献しなさい、とレストランの席につかせ、ソムリエという意外な一面を見せる。
普通夢中になるよね。
で、酔っ払った飛葉と一夜を・・
メロメロですよね。


その後、彼女の意外な過去が明らかになり・・・

ともに追われる身となる。
なんてタンデムの似合うヒトなんだ・・・

最後はワイルド7の一員になるんですね。
しかしここで、深田恭子の熱演に水を差すこのだっさい衣装。
ちょっと衣装なんとかしなさいよ。
もう峰不二子でいいじゃない。
次元大介だって、荒野の七人のブリットがモデルなんだしさ。

ワイルド7の見どころについては以上になります。

付記
以前の記事「映画「ルームメイト」:物語のミスリードと映像のミスリード 」
にもほぼ同義の分析をしておりましたので、付記しておきます。

また、峰不二子のモデルとなったマリアンヌ・フェイスフルについてはこちらの記事「映画『あの胸にもういちど』〜マリアンヌの黄色いヘッドライト」に書いております。

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