帯には、ミュージック・ライフ誌が選定したロックベスト100の一枚と書いてあった。
A1に収録されたダイナ・フローはベスト盤にも収録されている有名曲だが、あとは落ち着いたR&B系の曲が多い。
カバーでは、アル・グリーンの大ヒットアルバム「LET'S STAY TOGETHER」収録のOLD TIME LOVINが。
原曲と聴き比べると、ボズの声で歌われるとなんでも洗練されてしまうというマジックを体感できるが、この頃はまだサウンドがAOR的ではなく、そこがまたいいと思う。
さらにB面には一曲目にC.Toussaint、二曲目にA.Toussaintのクレジットが。
クレジットはこのレーベル面にしか書いてない。こういう時はライナーで補ってほしいよね |
二曲目のFREEDOM FOR THE STALLIONは、エルヴィス・コステロとトゥーサンのデュエットアルバム「THE RIVER IN REVERSE」 に収録されていたので知っていたが、
エルヴィス・コステロ&アラン・トゥーサン
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もとはリー・ドーシーというニュー・オーリンズのシンガーに提供された曲だそうです。
これはまたずいぶん違いますな。
Youtube検索してたら、スリー・ドッグ・ナイトがカバーしてるのも見つけた。
これもなかなか。
アラン・トゥーサンはいい曲書くなあ。
で、一曲目にあったC.Toussaintのクレジットですが、英語版のwikipedia見てたら、お父さんのクラレンスとお母さんのナンシーの名前を時々自分の作品にクレジットしてたらしいです。(英語力が拙く、自信はないのですが)
wikiにも、このHello My Loverという曲は1972年にクラレンスにクレジットしたと書いてありました。
自作曲も全体にこういうトーンですが、ボズらしいアツさを湛えた曲もあり、全体に渋カッコいい感じ。
長く愛聴できるアルバムと見た。
ミュージック・ライフ誌のロックベスト100の看板に偽りはなかったようです。
Boz Scaggs
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