ソーニャ・キッチェルは2005年のデビュー当時には聴いていなかった。
グレイス・ポッターを聴き込んでいくうちに、同時期にリリースされたソーニャのデビュー盤に行き当たった。
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国内盤CDの解説を読むとノラ・ジョーンズとの類似性について紙幅をとって語られているが、1曲目の『TRAIN』を聴いて心を突いたのは、まるでトム・ウェイツじゃないか!という驚きだった。
芝居がかったイントロから老成した歌を紡いでいくこのシンガーが16歳だとはとても信じられなかった。
そして2曲目の『LET ME GO』を聴いて得心した。この曲が実にノラなのだ。
それにサウンド・プロダクツもジャズとSSW的音楽の垣根を軽々と飛び越えたノラのように理知的でスムースだった。
しかし続けて聴いていくとそこに乗っている歌は、実に様々な表情を持っていて音楽的素養の深さを感じる。
これが16歳の作品か・・
天才っているんだな・・・
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