クリエイション
ポリドール (1997-11-19)
売り上げランキング: 50,506
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クリエイションといえば、竹田和夫率いる凄腕のブルース/ロックバンドというのがイメージで、僕が持っている唯一のアルバムは、マウンテンのフィリックス・パッパラルディと一緒に録ったアルバムだったから、ロンリー・ハートの売れ線なサウンドは、まあ一曲くらい狙ってヒット曲を作ったんだろうと思っていた。
EMI MUSIC JAPAN INC. (2004-04-01)
売り上げランキング: 28,511
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それでもギターソロになると、突如凝ったサウンドになって、一聴どんなスケールを使っているのか判別できないメロディから複雑なユニゾンでイントロに戻るという構成になっていて、実際には聴き応えのある曲だし、なによりメロディやちょっと気弱そうなファルセットもいいから、B面に英語詞版の入ったシングル盤をよく聴いたものだ。
よくメンバーチェンジをするクリエイションは、僕の中では竹田和夫のソロ・プロジェクトのようなイメージで、特にロンリーハートを歌っているボーカリストについても、あれは誰なんだろうとも思わずにいた。
最近YouTubeを見ていたらロンリー・ハートの映像が出てきて、竹田和夫ほどの人がボーカリストに迎えたこの人はそういえば誰なんだろうと今頃気になってきて、気まぐれに検索してみると、アイ高野という人だとわかった。
さらに検索を進めると、アイ高野という人はカーナビーツのドラマーだという。
カーナビーツってどんなバンド?と思ってYouTubeに戻って検索すると、これか!
キャラ違いすぎでしょ。
でも確かに見れば同一人物とわかる。
この有名な「好きさ好きさ好きさ」はゾンビーズのカバーだ。
カーナビーツは他にもゾンビーズの曲をカバーしている。
好きなんだね。
ゾンビーズの中心人物の一人だったコリン・ブランストーンという人の「一年間」というソロアルバムが好きだった。
内省的で美しい、冬の夜によく似合う音楽。
好きさ好きさ好きさの原曲である「I Love You」なんかとは少し趣が違う。
コリン・ブランストーン
エピックレコードジャパン (1995-02-01)
売り上げランキング: 140,253
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しかし、もうひとつの代表曲である「ふたりのシーズン」には片鱗があり、その曲を収録したオデッセイ・アンド・オラクルこそが、ゾンビーズの代表作と言えるだろう。
THE ZOMBIES
ACE (2007-01-01)
売り上げランキング: 47,528
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ピアニスト、グレン・グールドのコンサート・ドロップアウトが1964年。
同年、ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンがバンドに在籍したままコンサート・ドロップアウトを宣言している。
ビートルズは、1966年に公演活動を停止し、ゾンビーズは傑作オデッセイ・アンド・オラクルのレコーディング中、バンド内の人間関係に亀裂が入り68年のアルバム完成後に公演活動を停止する。
wikiには、68年に解散して再結成はしていないと書いてあるが、90年と 2004年、2011年にアルバムを発表しており、実態としてはコンサート活動を停止し、ロッド・アージェントとコリン・ブランストーンのレコーディングプロジェクトとして存続した、というところだろう。
最近ではオデッセイ・アンド・オラクルの発表40年を記念して、2008年に全曲再現ライブをやったことを知った。
このライブはCD化されて発売されている。
さっそく購入した。
これいいなあ。
コリン・ブランストーンのソロ曲も入ってる。
ザ・ゾンビーズ
ミュージック・シーン (2009-05-25)
売り上げランキング: 414,819
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しかも、なんと今年新譜が出ていたらしい。
これも聴かなきゃだな。
The End Records (2015-10-09)
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今回ロンリー・ハートの動画を見てふとボーカリストの検索をしたところから、ゾンビーズがゾンビ化するどころか、かなりアクティブに活動していることがわかった。
偶然、旧友の消息を聞いたような嬉しさを感じた。
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